美心のモデルは?
6年ぶりに随心院に行きました。
とにかく平安時代が好き。
令和になっても私は「理想な男性と女性は?」と聞かれたら「弘法大師と小野小町」と答えるかもしれません。(笑)
随心院は小野小町縁のお寺で襖絵は狩野派らしく鮮やかで、お庭も素晴らしく、時間があれば何時間ここで過ごしても良いと思えるくらい私の肌にあっているお寺なのです。
そしてこのお寺とのシンクロはすごいのです。
世の中に美心守りというものがあるのですが、みこころ守りと読んだり、美人守りだったりするのですが、なんと随心院は
生き方美心と美心と書いてビジンとよぶお守りがあるのです。
会社の為?自分の為?早速購入してお店に飾る事にしました。
紅葉を眺めながら廊下をゆっくりゆっくりと歩いていると、十二単を着てる自分の姿を想像してしまいます。
「花の色は移りにけりないたづらに わが身世にふるながめせしまに」
「私も恋の悩みや物思いにふけっていた間に美貌はずいぶん衰えてしまったなあ」なんて訳されていますが、恋ではないとしても
仕事に恋して「あれもやりたい」「これもやりたい」なんて色々チャレンジしていたら「あーおばさんどころかおばあちゃんになってきてしまった」なんて最近すごく感じるようになりました。
一緒に仕事していた男性達は既に定年でその会社にいなくなったり、もうあと1年で終わりなんて話しを聞いたり・・・・。
悲しいような・・でも一緒に歩んだ人生は誇りに感じたりもします。
お寺の中に小さな恋の和歌というスペースがありました。
そしてこんな事が書かれていました。
告白想いを寄せてくれたあの人は いま、どうしているのだろう?
随心院にある「文張地蔵」の中には恋文がぎっしり。
その仏像は実らなかった恋のラブレターを供養するためのもの。
それも、小町が渡したくて渡せなかったラブレターではなく、相手からもらったラブレターを供養するものといわれている。
もしかすると、そのとき。小町は自分に想いを寄せてくれた人のことを思い返していたかもしれない。
そして、「あの人は今、幸せでいるだろうか」と想いを馳せていたかもしれない。
付き合って寄り添うこともなく、一度きりの交点を経て、流星のようにすれ違っていった恋の行方はいまどこに。
あなたも、かつて想いを寄せてくれた人のことを思い出してみてほしい。そして、その人の幸福を静かに願ってみてほしい。
私は仕事をずっとしてきたので女性より男性の友達の方が多いのです。
そのせいかよく、恋おおき女と思われちゃったりするのですが、人生で本気で好きになった人は片手にも至らず、また男性として意識せず相性が合えば異性でも親友になってしまうので、告白された事もほぼないのです(笑)
ミスチルの曲の歌詞で愛はきっと奪うでも与えるでもなくて気が付けばそこにあるもの♪なんて歌があるのですが、そんなものだと思います。
文張地蔵様に投函したかは秘密です。(笑)
そしてちょっとびっくりした事がります。
私は香川の善通寺さんとはご縁が強く、KIKCAFE には善通寺カレーや善通寺もち麦などまでがメニューになったのですが
自宅に戻りパンフレットを見たら随心院は真言宗善通寺派の大本山だったのです。
弘法大師の導きは凄すぎます。
随心院には美心祈願というものがあります。
本物の美心になれるようご祈願しようかな??
KIKCAFE
横浜市保土ヶ谷区岩井町29ー4
045-334-1114