お彼岸と生き方美心
今日は息子夫婦とお彼岸参りに行きました。
人の死とは無縁で、死はお涙頂戴ドラマや映画の世界でしか知らなかった私が、2016年前後に身近な人の死を一度に数人と永遠の別れをしました。
お彼岸シーズンは必ず息子とお墓参りに行く事を欠かせない我が家で、お墓参りの後はみんなで食事したり、雑談したりとても平和な時間を過ごします。
でも友人の死は、分かちあえる人が身近にいないので、どこか心に封印してしまってる私がいます。
今週は都内に出る事が多く、昨日一つの節目を迎え、なんとなく東京生活(横浜都民時代)の思い出が蘇り、よく歩いた恵比寿・代官山・中目黒コースをのんびり散歩してみました。
5年前、仲良くしていたAさん(お坊さん)が仕事をしていた代官山の寺カフェの前を通りました。
店内で初老の女性と語っているお坊さんの姿を見て、今は亡きAさんの姿がフラッシュバックしました。
私との約束をドタキャンしたAさん、ドタキャン理由は天国に行ったから来れなかったのです。
まだ死に慣れていなかった私は相当なダメージで、この寺カフェに立ち寄る事が出来なかったのです。
お彼岸という事もあり、気づけば5年という月日が経ち、Aさんを偲ぶという事で5年ぶりの寺カフェに入りました。
Aさんとの最後の別れなどを、昨日出勤してたお坊さんと話しました。
その時の事を今だからリアルにお坊さんは私に話してくれました。
お坊さんでも、毎日一緒にいた人が数時間でいなくなった事はそう簡単に受け入れる事は出来なかったそうです。
その頃、私は東京のキラキラした空気の中で、新しい物をどんどん追求して、1日に何人もの人と会って、いつか何かやりたいという曖昧な理想だけを探していました。
Aさんの死を通して、人間が何かをやり遂げるには、時間制限がある。そんな事に気づき、生き方は変わっていきまた。
今回、5年の時間をかけてAさんの死を分かちあえた事で、やっとモヤモヤから解放された気持ちになりました。
その後、身内や親しい人の死を次々と体験した私は、生き方美心(株)がを生みました。
生き方を変えて、美しく(心)生きようと決意したのです。
明日命があるかわからないのに、人の悪口や愚痴や不満ばかり言って生きているのは全く幸せではないと思っています。
幸せというと、全てが絶好調という事をイメージするかもしれませんが、本当の幸せは、どうでも良い話しを無計画に出来る仲間や家族がいる事だと思います。
普通が一番幸せというものなのです。
お墓参りに行くと必ず寄る事にしている「くつろぎカフェやまぼうし」は脱サラしたおじさんがやっている小さな町のコミニュティ カフェです。
その素朴なカフェで息子とゆみちゃん(お嫁さん)とお互いの人脈を全部把握しあってる親子なので、一気に近況報告会をする。
そしてカフェの近にある蛇窪神社に参拝して・・・。
あまり金欲がない我が家も、今日はみんなで銭洗いをやりました。
息子夫婦が同じおみくじを引いたのもびっくりです。
運命の2人???
自宅に戻り、息子夫婦がちょっと遅い敬老の日(母)のおもてなしをしました。
お墓参りと寺カフェの出来事。
9月は緊急事態宣言で不定期なKIKCAFEでしたが、10月以降はちょっと本腰入れて生き方美心が1人で増えるよう新しい事をスタートさせます。
パンフが出来たら正式に告知予定。(素敵な仲間が増えるのです♬)
KIKCAFE
横浜市保土ヶ谷区岩井町29-4
045-334-1114