Bunkamuraでカフェのあり方を復習
2023年に東急Bunkamuraも解体されてしまうとか・・。
2022年には新宿の小田急百貨店も営業終了、東急東横店、恵比寿三越などなど、私の思い出も街と共に消えて行く、そんな寂しさを感じます。
Bunkamura界隈は渋谷なのに、ちょっと大人な感じがして、静かに落ち着きたい時はよく行きました。
あと何回行けるかわからないので、一昨日銀行に行く前、待ち合わせの時間にBunkamuraでランチをする事にしました。
Bunkamuraにある本屋さんも好きですが、ラウンジにもお洒落な本がセレクトされています。
たまたま私が座った席の棚にあったのが「カフェが街をつくる」
今一度カフェ文化について復習しなさいと神様が導いたような感じでした。
短い時間でしたが、「うんうん。そうそう」とうなづく事ばかり。
変なところでプライドがあり「コロナ 渦中飲食は大変でしょ?」とか「飲食バブルなんじゃない?」なんていう言葉をかけられると
心の中で「私は飲食業じゃない」と小さな反論を心でしちゃいます。
もし飲食業なら、もっとお料理の研究でもするけれど、いつも考えているのはお料理ではなく、お客様がサードプレイスとして
どう空間を満足して頂けるか?そこばかりです。
この本は有名なカフェを中心に書かれていますが、(入川さんが関わったカフェ)、地域とカフェのありかたや人と繋がるカフェ
遊びや体験などなど・・
KIKCAFEもそろそろ単品ではなく街と溶け込みながら保土ヶ谷に新しいカルチャーを生み出したい、なんて最近本気で思ったりしています。
それは私がではなく、お客様がめちゃくちゃ意識が高く明るく何か起こしそうな人ばかりだからなのです。
Bunkamuraで初めてマイクなしで歌った河村隆一さんのことを思い出しました。
河村さんとは出版時代に関わった事があり、心友の百子さんとは何度かライブにも通っています。
その時代から繋がっている百子さんとは銀行の面談もいつも一緒に行っています。
そのくらい私のこともKIKCAFEの事も知っているからなのです。
銀行で面談中に同席している心友の百子さんが担当の人にさりげなく言った言葉が刺さりました。
「今まで飯島さんは、売上をあげなくてはいけない事で、嫌いなお酒や想いと違う集客をやっていました。でもコロナ によってアルコール提供も出来なくなり、客層も変わり、今は好きな事を思う存分専念できるようになりました。これからもっと期待できるはず」
銀行の後は茶亭 羽當珈琲店で2人で月例会議という名目で近況報告会。
3年の節目。
オープン以来、パンフは作っていなかったのですが、完成形に近いKIKCAFEカタログを作ってみました。
KIKCAFEが何屋さんかわからない人、KIKCAFEに興味がある人向きのパンフです。
書ききれない事がまだまだあるけれど、知りたい事や色々、パンフを元にどんどん聞いて下さいね。
KIKCAFE
横浜市保土ヶ谷区岩井町29-4
045-334-1114